End This Depression Now!:さっさと不況を終わらせろ!

どうも、ふてしばです。前回更新した内容を彼女に見せたら「難しくて、意味分からん」と怒られた。ポップに書いたつもりなのに、経済に疎い人はダメだな。

 

今回読んだ本はこちら。

 

 

 

やっと、読むことができたこの本。私はポールクルーグマンのファンなので、すごい楽しみに読み始めたんだけど、やっぱり面白い。さすがクルーグマンだ。俺の言いたいことを明快に解説して、世の中に蔓延る珍説を痛快に切り捨ている。皮肉を込めた批判がかなり笑える。この本を通して、感じたのが日本もアメリカも経済論壇に関しては、同じなんだなーって思った。

日本における状況は絶望的だったけど、まさかの保守本流の安倍さんが見事にアベノミクスによって経済を回復させつつある。アメリカでは、共和党が緊縮財政を推し進めている。しかしながら、米国ではまともな経済学者が多いし、オバマ政権時代にはローレンス・サマーズが財務長官、ベン・バーナンキFRB議長など要職がマクロ経済政策に明るいメンバーが揃っている。一方、日本では頭のおかしい経済学者が多い。御用学者みたいなやつもいるし、大学院入ってみて、🙆経の学者ばっかりでビックリしてる。

そんなアホどもは、緊縮財政を叫んでいる。政治家にとにかく多いし、ポスト安倍と言われている連中は軒並み財政保守主義である。「ハイパーインフレガー」とか、「国際暴落ガー」とか、「国家破産する〜」などと恥ずかしげもなく、念仏のように唱えているのである。何よりマスコミの経済音痴ぶりには呆れ果てるばかりである。その結果、政治家にも影響を与え、一般国民にちゃんとした認識が行き渡っていないのである。

そんなバカな連中には是非この本を読んでほしい。読めば、経済観が180°変わるはずだ。自らの意見が全部論破されているので、本の途中で顔が真っ赤になってしまうだろう。今後の日本経済のために、どんな経済政策が必要なのか、今までの失政が失業者達にどんな影響を与えたのか、を学び正しいマクロ経済政策を政策当局の方々に是非とも行なって頂きたいと思う。

 

まあ、こんな小難しい本中々普通の人は読まないと思うんだけど、みんなにこの本読んでほしいなー、マジで。

 

三連休はこんな感じで、ひたすら本を読みたいと思います。

 

Byふてしば